レース情報

東西実力拮抗
紀州青海に野獣の脚音が響き渡る
東日本注目選手
  • 佐藤慎太郎
    佐藤慎太郎78期/福島

    「最優秀選手賞に選ばれたのは名誉な事だけど責任感もありますね、チャンピオンユニフォームのプレッシャーに負けない様に結果を出して期待に応えて行きたい。」とグランプリ王者としての責務を全うする。

  • 新田祐大
    新田祐大90期/福島

    自転車競技との両立で競輪競走の出場は限られるが19年8月GIオールスターを制し今年もSS班の座に君臨、ワールドカップのチームスブリントで金メダルを獲得するなど世界の舞台でも活躍する北日本のスピードスター。

  • 平原康多
    平原康多87期/埼玉

    1月GIII大宮でVを飾るや2月GI全日本選抜で準Vと好走、3月GIII奈良決勝では先行策でマークした松谷秀幸に交わされるも、続くGIII松山決勝では松浦悠士らを相手に堂々の逃げ切りでVを奪取と底力を見せつけた。

  • 諸橋 愛
    諸橋 愛79期/新潟

    ヨコの動きや位置取り厳しい関東の勝負師、1月FI名古屋決勝では鈴木竜士を目標にVを飾り、3月GIII松山決勝では平原康多とワンツー決着とマーク差し脚は良好、関東の機動力型を盛り立て直線での抜け出しを図る。

  • 郡司浩平
    郡司浩平99期/神奈川

    1月GIII立川の落車で鎖骨骨折の怪我を負うも復帰戦となった2月GI全日本選抜で決勝進出と状態面での不安を一掃、3月GIII玉野でV、続くGIIウイナーズカップでも3勝を上げるなどスピードの切れは抜群だ。

  • 和田健太郎
    和田健太郎87期/千葉

    2月GI全日本選抜、3月GIIウイナーズカップで決勝進出、これで昨年よりビッグレースでは4場所続けて優出を果たすなど、大舞台で強さを証明しているだけに、悲願のタイトル奪取へ向け全力を尽す。

  • 松井宏佑
    松井宏佑113期/神奈川

    ナショナルチームで鍛え上げたスピードを発揮して19年12月GIII別府でデビューから約1年半で記念Vを達成、GI戦でも勝ち星を上げるなど前団を一気に飲み込むダッシュカは強烈なだけに初登場となる和歌山バンクで大暴れと行こう。

西日本注目選手
  • 脇本雄太
    脇本雄太94期/福井

    年末のグランプリ以来、約半年振りの競輪レース出場となるが19年5月GI日本選手権で完全Vを達成するなど機動力では競輪界でも最上位の実力を誇るだけに地元地区のGI戦を制し先行日本一の地位を確立しよう。

  • 村上博幸
    村上博幸86期/京都

    今年初戦となった1月当所GIII戦、2月GIII高松で決勝進出するや続くGI全日本選抜でも決勝進出と大舞台でも安定した走りを見せているだけに豊富な近畿の機動力型をアシストしてSS班としての貫禄を示そう。

  • 松浦悠士
    松浦悠士98期/広島

    1月当所GIII、2月GIII高松で連続Vを飾るや続くGI全日本選抜決勝では先行策で清水裕友のVに貢献、3月GIIウイナーズカップでGII戦初Vを達成するや4月GIII武雄でもVを奪取と大車輪の活躍を見せている。

  • 清水裕友
    清水裕友105期/山口

    19年は5月GI日本選手権での準Vを筆頭にGI戦で4回決勝進出、惜しくもVこそ果たせなかったが2月GI全日本選抜決勝では松浦悠士の動きに乗って勝負所で捲りを繰り出し見事にタイトルホルダーの仲間入りを果たした。

  • 浅井康太
    浅井康太90期/三重

    「自力勝負でもマーク戦でも周りの動きは良く見えているしコーナーでもスピードを殺さすに踏み切れている、調子はいいしSS班へ返り咲く為にも一戦ー戦大事に走りたい。」とSS班復帰へ向けー戦必勝の走りを見せる。

  • 原田研太郎
    原田研太朗98期/徳島

    1月FI小松島で完全Vを飾るや1月FI防府、2月FI松阪でもFI戦を3連覇、3月GIIウイナーズカップ準決でも得意の捲りで1着突破と自己のタイミングで仕掛けた時に絶大なパワーを発揮する。

  • 山田英明
    山田英明89期/佐賀

    19年はGI戦で決勝に乗れなかったが、年末から調子を上げるや2月GI全日本選抜では巧みなレース運びで勝ち進み、決勝では清水裕友、平原康多らと覇を競い4月GIII武雄でも決勝進出と奮闘を続けている。

展望

和歌山競輪場を舞台に6月18日から開催される第71回高松宮記念杯競輪、東西に分かれての勝ち上がり方式となり激戦を勝ち抜いた東西の9名が決勝戦で激突する。戦力的には近畿勢の充実振りが目を見張る。世界選手権ケイリンで銀メダルに輝いた脇本雄太を筆頭に3月GIIウイナーズカップで決勝進出と好走した古性優作、2月GI全日本選抜で決勝進出、4月FI奈良でVと復調気配の三谷竜生、4月GIII武雄で決勝3着と回転鋭い野原雅也、ホームバンクのGI戦で気合いの入る稲毛健太東口善朋、19年の当所FI戦で完全Vの戦歴を持つ稲川翔らをSS班の一人、村上博幸や近畿の総大将、村上義弘が司令塔となり強カラインを形成する。

競輪界を席巻しているのが松浦悠士清水裕友の中国黄金コンビだ。両者共に卓越した動きでGIII戦でもVを上げているが19年11月GI競輪祭、2月GI全日本選抜、3月GIIウイナーズカップ各決勝で連係した時には、番手を回った方がVをゲットしているだけにどちらが前で走るかがポイントになるだろうが息の合った連係でビッグレースでのVを重ねて行きそうだ。

北日本からはグランプリ王者の佐藤慎太郎が登場、今年はVこそ無い佐藤だが2月GI全日本選抜での決勝進出を始め安定感ある走りを見せている。佐藤にとって頼もしいのは新田祐大の出場だ、競綸レースは年末グランプリ以来となる新田だが世界の強豪を相手に戦い抜いたパワーを発揮して別線勢を力でねじ伏せよう。3月GIII玉野でVを上げた新山響平や3月GIIウイナーズカップで決勝3着と躍進する高橋晋也も初のGI戦でハッスル必至だ。3月GIIウイナーズカップ準Vの守澤太志にも注目したい。

関東勢の主軸を務めるのが平原康多、3月GIIウイナーズカップの初日に無念の落車、欠場となった平原だが1月GIII大宮、3月GIII松山でVと抜群の戦歴を誇っているだけに、この開催迄に立て直し縦横無尽の走りでVを掴むか。3月GIII松山決勝同様に諸橋愛がアシストし好連係を披露しよう。近況落車の続く鈴木竜士だが戦法に幅を広げ競走得点も上昇、体調に影響無ければ活躍が期待できよう。レース運びの巧さに定評ある木暮安由や4月FI小倉でVを上げた吉田拓矢、2月FI立川でVを上げた吉澤純平らもV戦線を賑わせる。

役者が揃ったのが南関勢、初のSS班の座に就いた郡司浩平を中心に、ビッグレースでも活躍を続けている和田健太郎、磨きをかけたスピードで世界の舞台でも戦う大器、松井宏佑、3月GIII奈良で約3年振りとなる記念Vを飾った松谷秀幸、回転強烈な渡邉雄太岩本俊介松坂洋平らで結束して他地区の強敵を撃破しよう。

SS班復帰を目指すのが中部の浅井康太、巻き返しを図る今年は2月GIII静岡で完全V、4月GIII高知決勝では13秒6の好ラップを叩き出しVを飾るなど気配は良好。スキを逃がさぬ攻撃的な走りで奮闘続ける吉田敏洋と力を合わせV奪取を目論む。またワールドカップのチームスプリントで金メダルを獲得した深谷知広の出場も心強い限りだ。

機動力型の台頭が目覚しいのが四国勢、悲願のタイトル奪取に挑む原田研太朗にパワフルな佐々木豪小川真太郎、年末のヤンググランプリを制した松本貴治、19年に4回の記念Vを上げた太田竜馬らをレース間の動き俊敏な阿竹智史小倉竜二渡部哲男香川雄介らマーク陣が援護してV争いに参戦する。

山田英明中川誠一郎の九州コンビも侮れない、流れに応じ何でもこなせる山田、2月GI全日本選抜同様に冴える自在戦で結果を出そう。近況不満な中川だが当大会連覇もかかるだけにSS班の一人として意地を見せるか。

頑張れ!地元「和歌山勢」
  • 稲毛健太
    稲毛健太97期

    1月当所GIII戦で決勝進出と地元の気迫を見せるや続くFI向日町でVを奪取、4月FI小松島でもVを上げるなど動きは良好、ホームバンクで開催されるGI戦だけに豪快に勝ち切るシーンが見られよう。

  • 東口善朋
    東口善朋85期

    目標を掴んだ時のマーク差し脚は的確で3月GIII玉野での決勝進出を始め各地で善戦を続けている。18年の当所記念では念願の地元記念Vを飾っているだけに今開催も必勝を期しての参戦となろう。

※2020年4月30日現在
■内容、データ等は「高松宮記念杯競輪開催リーフレット」より抜粋しております。

和歌山バンクの特徴

最大カントが割ときつく、みなし直線距離も長いために、捲りと追い込み型に有利なバンクだ。「捲り-マーク」の決め手がトップで、好配車券の「差し-差し」12.6%と4番目に多いのが特微。自力型に追い込み型の連絡みも多く、戦法的に極端な有利・不利の無いバンクというのは、下に掲載したデータでも明らかだ。